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 そもそも、フルオーダードレスと既成ドレスの違いとは何でしょうか? まず、フルオーダードレス
の細かい採寸についてご説明します。
  マリーズでは、フルオーダードレスをお作りになるお客様には、27箇所の採寸をお願いしています。なぜそんなに
 たくさん測らなくてはならないのか?

 ずばり、人それぞれ体のバランスが違うからです

  
社交ダンスのドレスは、この人それぞれの体のバランスの差が、「着心地」「自分に合う
 デザインであるか」に、とても大きく影響してきます。

  
例えば、普段洋服を買う時の事を考えて下さい。自分は7号、9号というサイズであっても、その洋服のデザイン
  やブランドによって

   
「ウエストはぴったりなのに、着丈が短い。」「肩幅が合うけれど、ウエストのサイズが大きい」
 
   「二の腕だけがぴちぴち」といったように、「体のある部分だけがきつくて合わない。」

   「その合わない部分に合わせてサイズを上げると、今度は全体がぶかぶかになってしまう、、。」

   また、その逆で、「体のある部分だけがゆるくて合わない、なのでサイズを下げると、全体がぴちぴち、、、。」
 なんて事、けっこうありますよね。

 
既成服は、その服を求める世代のお客様の、最大公約数に合うように、
                                サイズを設定してあります。

  その最大公約数の中に自分の体の一部があてはまらない時に、バランスが合わないという問題が発生するわけです。
 既製服でも、カジュアルであればあるほど、この最大公約数の幅が広くなってきます。

  例をあげると、Tシャツや、短パンなど、ユニクロで売っているような服は、S、M、Lなどのサイズ選びを間違わなければ、
 ほぼ問題無く着る事が出来ます。ですが、特殊な洋服になればなるほど、この最大公約数の幅はどんどん狭くなって
 いくのです。

  
スーツを考えてみて下さい、ぶかぶかだったり、ぴちぴちしたスーツはとてもおかしいですよね。

  そして、社交ダンスのドレスは、この特殊な服の中でも最高峰に位置しているのです。

  例えば、下の絵を見て下さい、普段洋服を買う時には気にしないポイントばかりですが、もちろん人それぞれ値は
 違いますし、その値のバランスが、社交ダンスのドレスでは重要なポイントになってくるのです。

  

 (1)肩のラインから胸のトップ      (2)胸のラインからアンダーバスト  (3)アンダーバストからウエスト




  「でも、既成ドレスをお直ししてもらえば十分使用出来るわ」と思っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃるかも
   
しれませんね。

    もちろん、ただ「使用するだけ」でしたら問題無いでしょう、しかし、普段の生活では着る事が
  無いようなドレスを着られるのも社交ダンス大きな醍醐味ですもの、ドレスの美しさにもこだわってみたいですよね!

   既成ドレスも、そのラインや、部分部分の形、大きさ、全てがベストのバランスで作られています。

   そこに、自分の体を当てはめた場合に、ある部分だけフィットしないからとお直しをしてしまうと、
  そのベストのバランスが崩れてしまいます。
   
    一番分かりやいのは、スカート丈でしょう。特にモダンドレスは、スカートの広がり具合が
  一番ちょうど良いように、生地の分量とスカートのラインを決めてありますから、それを丈が長いからと
  カットしてしまうと、ドレス全体のバランスが崩れるだけでは無く、スカートの広がり方が少なくなってしまうのです。

   本来であれば、スカートの丈をカットするのであれば、その広がり方自体を直さなければならないはず
  なのですが、それではお直し代がはねあがってしまいますし、その手間を考えれば、一からオーダーで作った
  方が楽という結果になってしまうのです。




  フルオーダードレスに装飾をする場合にはそのお客様の体のバランスや凹凸に合わせて、一番きれいに見える
 配置をする事が出来ます。

   社交ダンスのドレスの場合、モチーフレースや、石、また大柄のプリント柄など使って装飾する事が多いので、
 それぞれのお客様の体型とドレスデザインに合うように製作スッタフがバランスを見ながら配置をしていくのです。

  例えていうならば、ある部屋に家具を配置しようとする時に、まずはそのお部屋の大きさ、形を測ってから、
 椅子やテーブルなどもその大きさに合ったものを選んで配置しますよね。

  ですから、そのもともとのお部屋よりも小さい面積の部屋に引越しをした場合、家具のバランスが全く合わなく
 なってしまうという問題がよく発生します。

   既成ドレスのお直しをした場合に、装飾のバランスが崩れるというのは、家具の
 バランスを考えないまましてしまった引越しと同じです。
   

 
 
   既成ドレスを選ぶ時のステップはまずこんな感じではないでしょうか?
   
   お店、または雑誌やネットで、自分の好みのドレスを見つけます。

    「あら、素敵なドレス!ぜひ試着してみたいわ。」

  お店の人に自分のサイズ(7号、9号など)があるかどうか聞き、合いそうなものあればさっそくトライ。
 問題無く着る事が出来て、鏡に映った自分もかなりいけてる!
   
  お店の人も「このドレスがお似合いになる方は、なかなかいないんですよ!お目が高い!」とべた
 ぼめです。

   「少しウエストがゆるいような気がするけれど、お直ししてもらえれば大丈夫!値段はちょっと高いけど、、
  う〜ん、でもやっと自分に合うドレスが見つかったんだもの、、買っちゃおう!

  そうですよね、数あるドレスの中からやっと探し当てたドレス、お似合いになっていると思います。ですが、もし

  同じデザインで、同じ素材で、オーダーしていたとしたら?
                   実は、もっともっとお似合いになっているはずなんです!
 

  
フルオーダーでは、体にフィットするのは当たり前の事ですから、それ以上の美しさを追求します。

   装飾前のドレスのベースの時点で、あなたの体型の長所、短所を把握した構造のドレスを
 お作りしているのです。

   例えば、太めの体型が気になっている方には、ボディ前側のダーツを少し内側に
 寄せる事で、目の錯覚を利用して細身に見せる事が出来ます。

   また、逆に細身の体型が気になっている方には、外側によせる事で、恰幅を出す事が出来ます。

  二の腕の太さが気になる方には、ノースリーブのドレスでも、そでぐりのラインを外側に少し出す事で
 細身に見せる事が出来ます。

  このようなフルオーダーだからこそ出来る美しさの追求を、マリーズは全てのダンサーの皆さんに
 
ぜひ体験して頂きたいと思っています。

   (1)細身の方の場合、ダーツを少しボディ外側に     (2)恰幅が良い方の場合、ダーツの位置を
     寄せる事で、恰幅が良く見えます。            ボディ内側に寄せる事で、細身に見せる事
                                      が出来ます。